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老子…古代のオーガニックな思想家(3)
近くのデニーズで人を待つ間に、読んだ「タオ/老子」の一章。

   第25章「大いなるもの」は帰ってくる
   
   タオは天と地ができる前からある。
   その状態は  
   あらゆるものの混ざりあった混沌(カオス)だ。
   そこは
   本当の孤独と静寂に
   満ちていて、すべてが
   混ざりあい変化しつづける。
   あらゆるところに行き渡り、
   全てのものを生むのだから、
   大自然の母といってよいかもしれぬ。

   こんな混沌は名付けようがないから、
   私は仮に道(タオ)と呼ぶんだが、もし、
   この働きの特色はなにか、と訊かれれば、
   「大いなるもの」と応えよう。

   それは大きなものだから 
   遠くまで行く。
   遠くまで行くから、
   帰ってくる。

   このタオの偉大さを、
   受けついだ天は偉大であり
   それを受けついだ大地は偉大なのだ。

   その大地にいる人間だって、
   タオにつながる時は偉大なんだよ。
   だってその人は
   大地に従って生きるからだ。
   大地は天に従っているし、
   天は道(タオ)に従い、
   道はそれ自体、自らの動きであり、それこそ
   最も大いなる自然と言えるんだ。



(written by わたのはな=Representative)

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by ten_i_muhou | 2008-11-11 00:01 | わたのはな
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