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7月4日に生まれて
 一昨日は私の○○回目の誕生日でした。

 仕事に追われてすっかり忘れていたのですが、数日前に長年連れ添った妻からお祝いにアロマオイル入りの扇風機を贈ってもらって、思い出しました。

 当日は東京の大学に通う次女から「ケーキを買って帰ろうか?」とメールをもらったり、日本橋で働いている長女から「今晩空いてる?」とデートの誘いを受けたり、また今年94歳になった元気な母から、夕食に手作りの料理(切り干し大根の煮付けでしたが)をごちそうになったり、女4人に男1人という家族の中で、いつもそれぞれの顔色を窺いながら暮らしているマイノリティである私にとっては、とても幸せな1日でした。

 ところで7月4日はアメリカの独立記念日として有名ですね。
1775年から1783年にかけてイギリス本国(グレートブリテン王国)とアメリカ東部海岸のイギリス領の13の植民地の間で戦われた戦争において、1776年に公布された「アメリカ独立宣言」を記念して定められたアメリカ合衆国の祝日です。

 最近はドルを基軸とする国際通貨体制の崩壊とか、BRICSの擡頭やG20に見られる世界政治体制の多極化よるアメリカ一元支配の崩壊などと、黄昏れているアメリカですが、この頃は元気で革命的だったんですね。

 そういえば今から20年ほど前に「7月4日に生まれて」という映画が横浜で上映されました。若きトムクルーズ主演で1989年のアカデミー賞を監督・編集の2部門で受賞した名作です。

 1946年の7月4日に生まれた主人公が高校卒業後海兵隊に入隊してベトナム戦争に従軍するが、そこでベトナム軍の攻撃を受けてパニックに陥って、部下を誤射して死なせてしまい、自分も負傷し下半身不随になってしまいます。帰国後、苦悩と絶望の中で、自分が参加したベトナム戦争の意味を問い、ついに仲間とともに車いすで反戦運動に立ち上がる…という物語でした。

 ロン•コーヴィックという人の自伝小説を映画化した作品と言われていますが、1946年7月4日生まれというと、この人はちょうど私の1年先輩ということになります。その後のアメリカという国の変化の中で彼はどのような生き方をしたのか?今なにをしているのか?日本とアメリカという離れた場所で同じ時代を生きたものとしてとても気になるところでもあります。

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 これは一昨日の夜、横浜のダウンタウンで、窓から運河が見える、まるでパリのセーヌ川沿いにある小さなカフェを想起させるような素敵な店で、長女から受け取ったの誕生祝です。銅製のビアマグ。暑い日にこのビアマグを冷蔵庫で冷やしておいて、晩酌に冷たいビールを飲むと、もう最高に シ、ア、ワ、セ !!!

(written by わたのはな)

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by ten_i_muhou | 2011-07-06 19:35 | わたのはな
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