「意志道拓」(いしどうたく)。
日本人チャンピオンの中のスーパーチャンピオン長谷川穂積選手の座右の銘です。 意味は読んで字のごとし。「強い意志をもって事に臨めば道は開ける。」 今回の神戸行きの目的はこの長谷川選手の世界戦に向けた復帰戦が神戸市内の体育館で行われたためでした。長谷川選手の試合を見るためにわざわざ新幹線で神戸に行って、その日の夜中に横浜に帰ってくる。1時間の試合に往復8時間。 なんでオーガニックの仕事をしているのに、そんなに「殴り合い」のボクシングが好きなんですか?とよく聞かれます。 この質問には、うまく答える事ができません。 ただ、事実経過をご紹介すると、オーガニックの仕事を始めたのは20年前からですが、ボクシングが好きになったのは、50年前に実家の商売が倒産した1960年頃からですから、正確に言うと50年前からボクシングが好きで、自分でもやりたいと思っていた人間が、20年前からオーガニックの仕事を始めたという事なのです。 私がボクシングを好きになりはじめた1960年当時は、日本が高度成長期にあり一方で60年安保闘争などがあって、世界が激動期にありました。激動の時代にはボクシング人気が高揚すると言われるように(私だけが言っているのか?)ボクシングの魅力はそのダイナミズム(生命の躍動感)にあります もう一つの魅力は選手同士の言葉を超えたコミュニケーション。優れた選手は一度グローブを交えると相手の性格や人間性からこれまでの人生が見えてくるといわれます。それまで全力で殴り合っていた選手が、試合終了と同時に抱き合ってお互いをたたえ合うという光景によく出会いますが、それは闘う事によってそれまでのお互いの苦しい減量や練習などの努力が感じ取れて、相手への闘志がリスペクトに代わるからだと言われます。実際よく闘った選手同士の信頼と友情は引退後も長く続いていますよね。 力が拮抗して、何度も闘う選手同士の再戦を「Lovers Match」(恋人同士の試合)と言います。最近の試合で言うとマニー・パッキャオとファン・マヌエル・マルケスの試合がそうですね。今回はマルケスがTKOで勝ちましたが、壮絶な失神KOで破れたパッキャオが再戦を望んでいる事から、おそらく来年に5回目の「Lovers Match」が行われるでしょう。 そんな訳でボクシングの魅力は(1)ダイナミズム(生命の躍動感)(2)コミュニケーション(相互関係)、そして(3)愛と信頼(共生)ということになりますが、これって「オーガニック」の世界観に通じませんか? 以下に神戸の写真を掲載します。 会場入り口のポスター 真道ゴー選手(WBC世界フライ級6位の女子ボクサー。12戦10勝8KO勝。) 真正ジムの山下会長。そばにいるだけで選手が安心できる存在感。 長谷川選手専属の中辻マネジャー(通称「カッパの中ちゃん」元ボクサーです。) ツニャカオ選手に話しかける山下会長。(言葉は通じなくても目で話せる人。かな?) 解説席からTVのインタビューに答える元世界チャンピオンの飯田覚士さん 赤コーナーで長谷川選手に話しかける山下会長。後ろ向きの背中が長谷川選手。 会場で配られた当日の試合カタログ。 (written by わたのはな) 東北コットンプロジェクトのホームページはこちらです。 オーガニックコットン専門店 天衣無縫のホームページへ オーガニックコットン専門店 天衣無縫のオンラインストアへ ■■■ブログランキング参加中です■■■■■■ 「いいね!」のクリックをお願いいたします ↓ にほんブログ村 にほんブログ村
by ten_i_muhou
| 2012-12-24 12:21
| わたのはな
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