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ジャテ村の有機農業(フェアトレード)1
堆肥は牛糞、藁、灰などを堆積させ、そこにミミズを放ち、乾燥しないように更に藁をかぶせます。ミミズが土を飲み込み、排泄することで、良質の堆肥が出来上がります。ジャテ村ではエコサートの指導により、「バイオダイナミックス 」という呼び名で牛糞、藁、灰だけでなく、ハーブの一種、ニンニク、牛角等を堆肥に混ぜて、熟成させていました。

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オーガニック農家への転換は、農薬や化学肥料の使用により、農民自身の健康を害したり、水質や土壌の汚染から土地の劣化が進んでいるといったこと以上に、収入増が最も大きな要因になっているとのことでした。農民たちの収入の変化について興味深い数字を入手しました。

マハーラシュトラ州ジャテ村のオーガニックコットン栽培で、1農家の持つ農地の広さは、平均5エーカー(約6000坪)とのことでした。生産量は1エーカー当たりで、400kg弱。
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平均5エーカーとすれば、年間45000ルピーもの手取りの差が発生します。

<ジャテ村の有機農業(フェアトレード) 2へつづく>


(written by わたのはな=Representative)

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by ten_i_muhou | 2008-04-29 16:50 | 認証
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