一昨日から愛知県、滋賀県、大阪府、奈良県と駆け足で工場訪問をしてきました。
その報告は同行した商品企画担当のdotさんに任せますが、私は最後に訪問した大和高田市の「大和もめん」について記します。 近鉄奈良線で鶴橋から30分。この地域は昔から靴下やニット製品の産地として知られていました。 しかし1990年代に日本の繊維産地をおそった空洞化によって、工場が激減し繊維産地としての機能が崩壊しかけています。そうした中で地域の心あるメーカー数社によって5年前から手がけられたプロジェクトが「大和もめん」事業です。 コンセプトは「綿畑から製品まで」。 今回訪問した(株)ハヤシ・ニットさんのパンフレットに次のような記述がありました。 「大和もめんは、奈良県矢本高田で栽培された綿花を使い、糸から製品まに至るまで全て大和高田でつくられています。直接肌に触れる肌着や靴下、ワンピースやズボンなど様々なベビー用品を取り揃えました。安心・安全の完全日本製品です。」 リーマンショック、大震災、原発問題、ドル崩壊、欧州金融不安等々。経済も政治も社会も全ての崩壊現象が進む中で、お互いに裸になって、「意気に感じる」ところから新しい物事を始める。そのような意味では、良い時代がはじまりつつあるのかもしれませんね。 (written by わたのはな) オーガニックコットン専門店 天衣無縫のホームページへ オーガニックコットン専門店 天衣無縫のオンラインストアへ にほんブログ村 にほんブログ村
by ten_i_muhou
| 2011-07-15 20:59
| わたのはな
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