実り多き奥出雲2泊3日の旅を終え、本日帰宅しました。
以下にコメントを付けて旅の写真の一部を公開します。 今回お招きくださったオーガニックな料理研究家中村成子さんが「館長」を務められている「一味同心塾」です。270年前にたてられたという古民家を改装した心地よい空間でした。 採れたての旬の食材を使われた中村さんの手料理です。とても美味しくいただきました。 ご用意いただいたオーガニックコットンの実験農場です。種をお送りしただけで、まさかここまで進んでいるとは思っていませんでしたので正直「驚き」でした。 奥に見えるのはかつて「日本書紀」でスサノウノミコトが降り立ったといわれている「船通山」。そしてこの農場の付近が、スサノウがヤマタノオロチと戦ったとされる草原です。奥出雲の第1号のオーガニックコットン農場はその出発点からこのような日本創世の起源とも言うべき物語に彩られています。 戦国武将塙団右衛門の直系十三代目家長桜井三郎右衛門氏とのツーショット。 92歳にして背筋が伸びて、上品で穏やかな物腰はまさに「お殿様」そのもの。たたら製鉄で有名な「可部屋集成館」館長にして、国指定重要文化財「桜井家」の当主さんです。その中の古資料(江戸時代末期の納税順位番付)に「西の大関」が「鉄山廬」であるのに対して「東の大関」(番付表には「横綱」はありませんでした)が「木綿」と記されていました。これも「驚き」でした。この記録は江戸時代に奥出雲で綿花生産が広範囲に行われていた可能性を推測させるものでした。 各地をご案内いただき2日間にわたってお世話になった奥出雲多根自然博物館館長の宇田川さんとの写真です。 「地産地消」の美味しい出雲蕎麦をごちそうになった奥出雲町長の井上さん。とても博識な方でした。 というわけで、いよいよ開始された奥出雲オーガニックコットンの物語。また忙しくなりそうですが、臆せず前に進みます。 (written by わたのはな) 東北コットンプロジェクトのホームページはこちらです。 オーガニックコットン専門店 天衣無縫のホームページへ オーガニックコットン専門店 天衣無縫のオンラインストアへ にほんブログ村 にほんブログ村
by ten_i_muhou
| 2012-06-17 22:11
| わたのはな
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