11月15日朝、雪化粧を始めた中国山脈から寒風が吹き下ろす奥出雲の綿花畑に行き、今年最後の収穫作業を行いました。
綿花は実がはじけて綿が飛び出す時期に湿気が多いと、実が開かなくなります。その意味で、奥出雲地方では11月から長雨が続くので、できれば10月中に実が開いて収穫してしまうことが望ましかったのですが、種まきが通常より1ヶ月遅れていたため、今年は応急措置として乾燥室で実を開かせることになりました。 数日間で見事に開いた綿の実です。中身の綿は繊維も長くつやがあり大変上質です。 一反(約300坪)の畑で、綿花が約80kgの収穫。初年度の実験としてはまずまずの成果といってよいのではないでしょうか? 午後は一味同心塾の料理研究家中村成子さんのおいしい手料理で収穫の宴となりました。 ここでも共通のテーマである未来の奥出雲のオーガニックヴィレッジ構想を巡って、夢の広がる話で盛り上がりました。「国破れて山河あり」じゃありませんが、たとえ現在の日本国家が破綻しても(最近の中央政界の動きや政治家達の水準をみると本当に破綻しそうな気配になってきましたが)海、山、川があり、きれいな空気、水、土、太陽に恵まれた豊かな自然環境と、衣、食、住、情報、エネルギーを自給自足できる人間関係(コミュニティー)があれば、たくさんお金がなくても私たちは幸せに生きていける……ということが実感できるような……そんな素敵な条件がこの地域にはできつつあります。 (written by わたのはな) 東北コットンプロジェクトのホームページはこちらです。 オーガニックコットン専門店 天衣無縫のホームページへ オーガニックコットン専門店 天衣無縫のオンラインストアへ にほんブログ村 にほんブログ村
by ten_i_muhou
| 2012-11-16 17:54
| わたのはな
|
|||||||
ファン申請 |
||