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等身大肖像画アート展 2013
 横浜博覧会の頃(というともう25年前になりますね)知り合った真広交繊の杉山さんから「障害のある人たちが描く、等身大肖像画展」のオープニングパーティの招待券をお送りいただきました。

 日時:2013年11月12日(火)〜16日(土)10:00〜17:00
    *初日は17:30から。最終日は12:00まで。
 場所:横浜グランドインターコンチネンタルホテル

 2009年から、毎年2回位行われている展示会です。できる限り見に行くようにしています。
今年もオープニングパーティは用事が重なって参加できませんが、どこかで時間を作っていきたいと思っています。

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 「障害者問題」については、先日、横浜中華街で行われた中小企業家同友会「第17回障害者問題全国交流会」の最終日に行われた湯浅誠さんの講演内容がずっと気になっています。

 この交流会は全国45都道府県から約700名の中小企業経営者が参加して、「障害者雇用」を拡げるための学習会であり実践交流会でもありましたが、湯浅さんには「全員参加型社会をめざして」という表題で約1時間半の講演をしていただきました。

 湯浅さんはホームレスや障害者や引きこもりの人々と、25年以上、向き合ってきたご自分の経験から、彼らと接する側(企業)の「対人対応能力」を養うことの大切さを説かれていました。

 自分と異質な存在に接した時の、自分の中にある「つきあい方がわからない不安」を、相手の問題にせずに、自分の未熟さととらえて「自分に向けて問いをたてられる人」に成長の可能性があり、その「引き出し」を増やすことができる人が増えていくと「全員参加型社会(ひっくり返すと『会社』)」への道が開けるのではないか、というお話。

 逆にそれを相手側の問題にしてしまうと、自分以外の人との人間関係(つまりは社会関係)におけるその人自身の成長が止まってしまい(「対人対応能力」が養えない)。その結果「全員参加型社会」は遠のいてしまう。
 
 1990年代から「グローバリズム」の嵐の中で言われてきた「自己責任論」の問題点は、結局そういうところにもあるかもしれませんね、

 そんなことを思いながら、今年も「障害のある人たちが描く等身大肖像画アート展」に行ってきます。


(written by わたのはな)

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by ten_i_muhou | 2013-11-04 17:20 | わたのはな
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