定番人気商品のスラブガーゼに、新色を発表しました。
今までのホワイト、ブラウン、グリーンに加わった新色は、ピンク、イエロー、グレー。今回、加わった3色はベンガラ染めです。 ベンガラは漢字で書くと紅殻。酸化鉄の顔料です。 地球の地殻の主要成分は鉄ですので紅殻は大地の色。古来より世界各地で「生活になくてはならないもの」として、木材保護、彩色顔料として使用されてきました。 今回、新製品として加わったベンガラ染め。その染色法を開発したベンガラ職人の中島さんが住む大阪府羽曳野市古市には、昔から、防虫のため、紅殻に菜種油を混ぜて綿を染めるという習慣があったそうです。 一般に、顔料による染色は堅牢度が低いといわれますが、中島さんは、開発されたベンガラ染めは、色落ちしないよう紅殻の粒子を綿の中に入り込む大きさになるまで乳鉢でひたすら擦るなど、日本の伝統技法をいかしながら、現代の生活に応えていくための工夫を重ねられています。 (written by わたのはな=Representative) 天衣無縫のweb-shopへ
by ten_i_muhou
| 2007-12-08 21:15
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